◤ 両親を寝たきりにさせない方法 ◢ その②-1
おまたせしました
この内容の記事は、鍼灸とマッサージと介護予防の専門家。
デイトレでマッサージを担当する、T先生がお送りします♪
重要な部分はココです!
では、なぜ
「もも上げ片足立ち」
で、寝たきりリスクが推測できるのか?
ポイントは、とある「2つの筋肉」が関係しています。
その筋肉のひとつ目は、
「大腰筋(だいようきん)」
という筋肉です。
腸骨筋と併せて「腸腰筋(ちょうようきん)」とも呼びます。
この筋肉は、腰椎(腰の背骨)から、太ももの付け根にかけて付いています。
階段を上るときに、上の段に足を乗せようとする動作などのときに使われる筋肉で、姿勢を保つのにも強く関わっています。
この「大腰筋」の太さが充分であれば、寝たきりのリスクが少ないという研究があります。
ただ、大腰筋の太さなんて、
外見からはまったく分かりません。
そこで面白い研究があります。
我々介護予防運動指導員のボスでもある、
東京都健康長寿医療センター研究所のリーダー、新開省二医学博士率いる研究チームが行なった、5000人に対する調査・研究によると、
「“歩幅”も、寝たきりリスクに大いに関係がある」
と言っています。
「1秒間に1m」のスピードで歩くことができているかどうかが、寝たきりリスクの境界線です。
歩くスピードや歩幅は、
この「大腰筋」が強く関わっています。
つまり、
「歩くスピードが充分であれば、
大腰筋の筋力も充分であると推測できる」
ということ。
さらに、これらの研究から分かることは、
日頃から、
「大股で歩く」
ということを意識するだけでもリスクを軽減させることができる、ということです。
大股で歩けば、自然と大腰筋が使われて強くなりますからね。
ぜひ意識してみてください(*^_^*)
2つめに重要な筋肉については、
また後日お伝えします。
(゚ロ゚)ジラスネー